「泣いていいんだよ、瑠羽」 「あ…ゆみぃ…」 「我慢しないで、溜め込まないで?…側にいるから。離れたりしないよ」 愛弓はそっと優しく抱き締めてくれた。 ……ありがとう、ありがとう……。 愛弓には感謝しかない。 「はい、では!体育大会の委員決めっぞー!」 あれから瞬く間に噂は広まり、 あたしと智先生が兄妹だと全校生徒に知れ渡った。 「男子から決めてっかー」 あたしは机に伏せて寝た。 やっぱり窓際の席はポカポカ暖かくて眠くなる。 今の時期は特に。