――放課後
「瑠羽、帰ろ」
「部活は?」
「休み♪」
「そっかぁー」
「んじゃ行こ?」
最近は廉の家に寄って帰る。
ただ一緒に居たくて。
「…やっぱり廉の部屋広い。」
「いい加減慣れろよ」
何回入ってもなれない。
廉の部屋…ってなんか広い。
「ココア、飲むだろ?」
「んっ♪」
「…ばーか、いちいち可愛いんだよ」
「んなっ////!?」
「ゆでダコ!w」
廉の部屋にはあたしの荷物も置いてある。
なんだか同棲気分っ♪
「はい」
「ありがとう。…おいしー♪」
「お前はココア好きだな」
「廉みたいにコーヒーも飲みたいけど…」
「んじゃ、飲む?」
「へっ……んんぁっ///!」
廉の口から流れ込むコーヒー。
あたしの飲んでたココアの甘さとマッチする。
「甘っ…。」
「…廉」
「んー?」
「あたしと…シたくならなぃ…の?」
「…いつもシてぇに決まってんじゃん」
「…廉…」
「シてもいい?…瑠羽が足りない」
「廉が、いいよ」
そしてあたしたちはベッドの上で愛し合った。