「なーお」
「お、瑠羽と廉じゃねぇか」
「どもっ!試合どうでした?」
「圧勝に決まってんだろ!」
「さすが!もうカッコいいッスよ」
「ばぁーか!お前は?」
「圧勝ッスよ」
「5ー1ってとこ?」
「なんで!?」
「お、当たりか?」
超能力者かよ!!
つか、やっぱり直さんカッコいいよな。
ここまで汗がセクシーに見えるって……あり得ない。
「直、付き合ったよ」
「ん。見ればわかる」
「…直」
「謝るのは禁止な?」
「うん」
やっぱり俺は、いないほうがよくないか?
2人で話す事だってあるんじゃ…。
「あたし、廉と幸せになる!直、いつでもあたし大丈夫だから!」
「…へぇ?よっわいくせにマジで意地っ張りだな」
「直が弱くなってもあたしが今度は抱き締めてあげる」
「…んな事したら廉ヤキモチ妬くぞ?」
「大丈夫だよ?あたしと直をよく理解してくれてるみたいだから」
「そ、…か。わりぃな、廉…」
わかる気がする。
瑠羽が直さんをほっけない理由。
こんな顔させたくないし、見たくない。
直さんは笑顔でいてほしい。
「…直さんは俺にとっても大事な存在ですから」
「俺って野郎からもモテるな」
「直、大好きだからね?直は笑顔でいてね」
「廉はいいのか?」
そうだぞ、瑠羽。
俺の笑顔は?
「廉も笑顔がいい。…でもあたしは廉の事を笑顔に出来ない。」
「「は?」」
意味がわからない。
直さんも意味わかってないぞ。

