「お、もうそろ始まるな♪」 つか、天気悪いなぁ。 雨…降りそう。 傘持ってきてねぇし。 そんな事を思いながらベンチから立とうとした時…。 「うぅ……」 公園の入り口で声がした。 誰かいんの? 先公だったら終わってねぇ? 中々出れないでいた。 「うわぁぁぁーん…うっ…ふぇ…」 ……瑠羽だ。 直感的に思った。 何度瑠羽の泣く姿を見てきていると思ってる。 俺は、間違えない。 俺は、バスケットボールを瑠羽の前へ転がした。 案の定びっくりして泣き止んだ。 本当……ガキくせぇやつ。