「ほらっ、決めろよ!3p!」
「あたしの得意コースだしっ!」
「3p得意とかまじおっかねぇ」
「ふふっ…」
それから雨に濡れながら、疲れるまでバスケをした。
雨がうまく涙を隠して、
バスケが頭の中を空っぽにしてくれた。
「瑠羽は可愛いから」
「…えっ」
「彼女だから。」
「ちょっと直?大丈夫?」
「友達じゃない。」
「フォローありがと」
――グイッ…
直があたしの手首を引っ張った。
「な、直//?」
「…俺ん中じゃ瑠羽はずっと女の子なんだよ」
「……」
「誰よりも可愛い女なんだっつの」
「…っ、な、おぉ…」
「だからさ、あんま自分の事可愛くないとか言わないでくんない?」
「へっ…?」
「自覚してもらわねぇーと困んだよ…」
髪をくしゃっとしながらあたしを見る直。
な、な、な、な、なんかダメぇー!!!
あたしは思いっきり視線を逸らした。

