「直っ//!近い!」
「はぁ?いつもこんなだろ?」
「近いのっ」
「…ハイハイ」
「直どうして?」
「ここで暇潰してたら瑠羽が来て、泣いて、雨降ってきた」
「あー…、なんか邪魔した?」
「いや?…でもフラれたんだ」
「な、んかさ…可愛いげないし、彼女って感じじゃないんだってさ」
「……」
「やっぱほら!友達?みたいな…、ノリが1番!可愛くないから可愛いげないとか言われても仕方ないし」
「…言うな」
「え…」
「それ以上なにも言うな」
「…廉とあたしはやっぱ友達、なんだよね!何だかんだで!」
涙は枯れる事を知らない。
涙の止めかたも知らない。
涙は……止めどなく溢れて。
あたしの頬を伝ってく。
「なぁー瑠羽」
「…っ?」
「瑠羽、バスケしよう」
「へ…?」
「雨ん中でバスケすんの難しいんだぞ」
「……」
「涙、雨で見えねぇから。やろ?練習しよーぜ」
「な、お…」
あのときと同じ言葉で、
あのときと同じ状況で、
あのときと同じで泣いていて。
ただひとつ違うのは、
直があたしに優しく微笑んでくれていること。
泣き笑顔じゃないこと。

