好きです、今日も明日も


「…れ…ん…?」

「もう1回」

「廉…?」

「もう1回」

「廉…」






――耳元で、

“廉”

と囁かれる度、飛び上がりたいくらい嬉しくなった。

俺も瑠羽と変わらないくらい、単純だ。






「…っ…」

「―……!?」






瑠羽が泣いている事に気づいた。

なんで…泣いてる?

嫌だった?