そんな時だった。 「廉〜!!」 「お、アミじゃん」 アミが来た。 俺の腕に自分の腕を絡めるアミ。 …ま、いつもの事だから動じないけど。 「今日も送ってくれんの?」 「あー、ま、いっか」 あの日瑠羽に、 “送ってあげて” と頼まれた日から、 送れる日はアミを家まで送ってる。 まさか、変な噂がたってるなんて知らなかった。 目の前にいる瑠羽の顔が、 泣きそうな、悲しそうな、顔をしていたのになんか気づかなかった。