―…翌日。 充と一緒に自分の家に帰った。 秋良にもした話をお母さんにも話した。 お母さんはただ涙を流し、あたしを抱き締めてくれた。 お母さんはあたしから離れ、「辛かったね…」と言った。 お母さんの目線が充に向く。 「充くん。ありがとう、この子助けてくれて」 「梨花サンをしばらく学校を休ませてあげてください。」