どーせ……。 『……「最後まで残って女子の着替え覗く気だろ」って言うんだろ?それは充だろ。お前と一緒にすんな』 俺は鞄を持って教室から出た。 後ろから慌てて充も追いかけてきた。 「なんで分かったの?」 『お前なぁー…何年一緒にいると思ってんだよ』 デコピンをかましてやった。 充はおでこを押さえて「イテッ」と言った。