母上様も充も気の毒に。 せめて家族に書けよ。 充は良いとして。 う〜ん この手紙は読まずそのまま愛生に渡そう。 葬式……来るかな……? 来たら渡そう。 それからさらに探っているとぐしゃぐしゃにされた写真が出てきた。 ぐしゃぐしゃにされた写真を破かないよう綺麗に開いた。 そこに写っているのは幼い陽太と優しい顔で笑う父さんの姿。 懐かしい……。 ホントにこの頃は陽太父さんのこと大好きだったなぁ……。