「結衣……?」 『昨日決めたじゃん!全部吐き出しなよ。もう後悔してほしくない』 歩夢はゆっくり深呼吸して口を開いた。 「昴……歩夢ね。ずっと昔から好きだったんだよ。だから結衣にコクったって聞いたときすごくショックだったし後悔もした。それに……いっぱい泣いたんだから!!……昴のバーカ!!」 涙と共に歩夢が今まで伝えられなかった沢山の想いが溢れた。 「昴の……「俺もお前が好きだ」 昴くんが歩夢を抱きしめた。 ……よかったね、歩夢。 やっぱり言葉が伝わるもんも伝わらないよ。