気づいたら、いつの間にか家に着いてた。 俺はあえてメールを返さないで家に入った。 ー…ガチャ 「おかえり。」 台所から母ちゃんの声がした。 『ただいま』 俺は自分の部屋に行った。 部屋に入ってベッドに倒れ込んだ。 なぁ…俺はなんために生きてる? せっかく愛生に会えたのに。 本当に神様はいるのかよ……。 だったら俺に病気になる可能性を与えんよ……。