何度キミに逢えば……。



その後マリンは屋敷を出た。


○×○×に着くとユキ姫がいた。


「思ったより早かったわね」

「ユキ姫様こそ」

「あなたに会えると思ったら嬉しくて…ふふ」


「あたしも早くお会いしたかったです。ケジメを着けるために」


マリンは真剣な目で言った。


「それは何に対してのケジメかしら。あたしのこと?ムーン様のこと?」


ユキ姫は笑って言った。