あたしはいつの間にか寝てしまっていた。 目が覚めると薄暗かった。 あたしは『また来るね』と陽太に言った。 もちろん返事はない。 あたしは静かにドアを閉めた。 ゆっくり海を見ながら歩いて帰った。 "あなたはいつ目覚める?" 何度繰り返した言葉。 ―…そして陽太が目覚めることはなかった。