それは、晴れた日だった。 暖かな光の中、寛いでいるキュティ達に、誰かか近付いた。 最初に気付いたのは、セティだった。 彼は気配を感じて振り返り。 驚愕に目を見開いた。 「……スティ……?」 其処に居たのは。 殺す事が出来なくて、見逃した――。 セティの、兄だった。