「あ、いいんだ。俺が頑張るから だからまずはお友達としてよろしく、な?」 そう言って私の手を取りぶんぶんとふった。 私はその姿をぼーっと見つめることしか出来なかった。 教室に帰ると、 きゃぴきゃぴとした表情で待っている友達2人 「「ねぇ、何の話し!?」」 声を揃えてそういうから、きっと私が教室から出ていった時も 何か話していたんだろう。 私は小さな声で2人にさっきのことを話した。 「えっ!!え!何それ展開早っ! 付き合うの?どうなの?」