「邪魔しないでよね。もし隼人君たちに私のこと行ったりしたら、あの写真ばらまくから。」 私に微笑んで そう言う瑠璃。 まわりから見たら 仲良く話してるように 見えるだろう。 瑠璃も私も 演技はうまい方だから… 校門には 車が止まっていて 皆、もう入っていた。 「入るよ。」 瑠璃にそう告げて 車のドアを開けた。 私が入ったあとから 瑠璃も入ってくる。