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「茉桜、起きてる?」



コンコン、とノックされたドアに、目を擦った。

時計を見ると、もう4時。

こんなに寝てたんだ、あたし。



「起きたよー」


「お見舞いに来てくれたわよ」



美紅かな、と思って体を起こしてベッドに座る。



「やっほー、大丈夫?」


「おじゃまします」

「…大丈夫か?」




入ってきた3人に、目を見張った。なんで!?


美紅と、河合先輩と、翼先輩。



……って、あたしパジャマじゃん。


もうちょっと可愛いルームウェアとかなかったの?


髪もボサボサだし…もういや!



布団をかぶって顔を隠した。