「小さい頃、夢だったんです。 あの虹の端に行くのが」 空に架かった七色の橋。 その虹は街のどこかに端があるんじゃないかなって思ってた。 虹は光たから、橋なわけはあるわけないんだけど。 でめその虹の始まりを探して、迷子になったことがある。 「じゃあ、行くか」 「へ?」 翼先輩は家から自転車をひいてきた。