『・・・・・そうか』 短い返事と共に、もう声は聞こえなくなった。 私は荷物を背負い、家を出た。 そして、あえて獣道を選び、山を下る。 目的地。 それは、何も決まってはいない。 ただ、適当に歩いていくだけだ。