泉箕なんて、勝ち誇るほど何かした訳じゃないし。 沖田だって、私襲われてないのに何か言ってるし。 「・・・・・ちょっと、出てってくれる?特に、泉箕」 バッサリと言い捨て、二人の背中を押した。 本当、清々しい朝の空気が淀むし、不味くなる。 『なっ、何を言う!!千歳・・・・・俺を見捨てるのかっ』 「は?何でもかんでも、冗談で返すの止めて」 ピシャンッと言う音と共に、私は二人を締め出した。