「おい千歳、お前も酒飲めよぉ!」



ガヤガヤと騒がしい宴会場。


初めは普通に楽しんでいた隊士も、だんだんと羽目が外れてきたのか・・・・・


酒や料理の皿のガチャガチャと言う、騒がしい音が聞こえてくる。


――――もちろん、酔った隊士の騒ぐ声も。



「・・・・・酒飲みうぜぇ・・・・・」



そう横で愚痴を零すのは、酒で口が悪くなった沖田。


土方は酔って寝てるし、原田、永倉はぶっ壊れているし。



『俺はまだまだいけるぞよ~っ!!』



唯一頼みの綱だった泉箕も、酒が入っておかしさに拍車が掛かった。



どうしてこんな事になったかと言うと、それは時間を遡ること、僅か数刻前――――