呆然と、地面に散らばる写真を見る凛の腕を、響が掴む。 「きゃあ…ッ!」 強引にアスファルト製の壁に押さえ付けられ悲鳴を上げた凛。軽く頭を打ち付けたことで顔を顰める。 痛みに耐える凛をけらけら笑い、響はポケットから何かを取り出した。その“何か”には見覚えがあり凛は顔面蒼白。 ――――その白濁液には。 「愛の証」 響は“きゅぽん”と小瓶のコルクを開けると凛の口元に宛がった。顔面蒼白の凛は顔を逸らそうとしたが、無理やり顎を掴まれ、小瓶に唇が触れることを余儀なくされる。