乾杯が終わって、店内は祝福モード全開。
リュウは色んなお偉い方から引っ張りダコで、中々離してもらえそうにない。
なんでもNO.1のバースデーパーティーは、お店の従業員一同が出揃っていつも派手にやるらしい。
今日は誕生日の5日前。
誕生日当日はお店でお客さんとバースデーを祝うんだって。
それも全部白スーツの、イッキさんからの情報。
リュウの誕生日か……
色々迷惑かけたしな。
一緒に飲んだら、必ずと言っていいほど毎回奢ってくれる。
断っても聞き入れないリュウは相当頑固だ。
しまいには「俺がいなくても、ツケにして好きなだけ飲んでくれればいい」だなんて言ってくれる始末。
もちろん、そんなの速攻で断った。
お人好しなのか下心があるのかわかったもんじゃないけど、リュウの感覚はやっぱりちょっと普通の人とは違うところがある。
それでも実際奢ってもらっちゃってるわけだから、感謝の意を形として表そう。
よし、誕生日プレゼント渡そう。



