愛と憎しみの果て~たどり着く場所~



「あと少しで産まれますよー
頑張ってください」


無理・・・無理・・・


「フッフッハー」


気がつくと、雄太まで
「麻美頑張れ
フッフッハー」
呼吸法をしていた。


「頭出てきましたよ!
あと少し頑張りましょう」


激痛と共に、スルーっと
赤ちゃんが出てきた。


『オギャー』


うまれた
あたしたちの赤ちゃん


『元気な男の子ですよ』


雄太を見ると・・・
泣いていた。


「雄太・・・?」


「あ…ちょい感動してゃって…
よく頑張ったな」


手を握りしめた。


「痛さのあまり もう子供を産みたくないって思ったけど、顔見たら痛さなんて忘れちゃうね」


「女ってスゲーな」