「麻美」
雄太はベッドに座ってるあたしを力一杯抱きしめてきた
「雄太 痛いよ・・・」
「オレはまだ麻美が好きだ」
「うそ…優乃さんがいるくせに」
「優乃とは別れてるよ
お前とこうなったあの次の日に別れたよ」
「あたしがへんな細工したから?
勘違いしちゃった?」
「ああ…それもあるけど
前々から色々あったんだ
そんなことより
もう一度やり直したい」
「ダメだよ・・・無理だよ」
「なんでだよ」
「雄太のお母さんはあたしのこと許さないと思うよ
それに もうあたしは勝手に雄太の子を・・・」
「危機一髪間に合ったんだ」
えっ?
ここにまだ赤ちゃん居るの?



