「どうか もう一度だけ お願いできませんか?」
社長はしばらく考えていたようだが
「君に免じて今回だけ 多目に見よう
早急に新しい部品を送ってくれよ」
「ありがとうございます」
やったぁ~!
やったよー!
電話を切ると、心配そうに雄太があたしを見た。
「上手く行った?」
あたしは丸って手を高く上げた。
「マジで?」
「はい」
「スゲーなお前」
電話の内容を説明すると
「社長の好きなものに気がつくなんて
やるなー」
って
あたしは、気が張ってたのか、急に力が抜けて座り込んだ。
「大丈夫か?お前さえ
良かったら、晩飯食いに行かない?」
うそ~…
嬉しい!



