愛と憎しみの果て~たどり着く場所~



「大上と言えば
親の会社なの?」


「いえ・・・それは」


言うべきか言わないべきか
あたしが黙りこんでしまった。


「話してちょうだい
後で色々問題が起きても困るじゃない?」


「実は あたしは大上建設の長男と結婚してるんです
まだ籍を入れてるだけで 披露宴とかはしてないんですけど」


「21で結婚してるの?
それで働いていいのかしら?」


「一年留学してるから
いない間だけでも 働きたいなと思って
ちょうど派遣社員募集だったから いいなと思って応募しました」


「そうなの・・・」


「はい・・・」


「あなたが働く事に 両家の問題とかはないわけね」


「はい 大丈夫です」