「もう~あんたって子は・・・
すぐに話しましょ」


「もういいの!
今あたしすごく幸せだから
晴くん優しいし、あたし本気で好きになったから」


「このままでいいの?晴彦さんでいいの?」


「うん いい人だもの」


もう
話は終わりそうになってたのに、父が


「もういい?そんなはずないよな!
いいなら、里村に食ってかからないだろう!」


「違う!ただムカついただけ」


「お前が心底
それでいいなら、父さんは何も言わないけど…」


あたしは、里村さんにも
聞かなかったことにして欲しいと、頼んだ。


里村さんは、社長にお金を返し 仕事に返ってきた。