月日が立つのも早いもので、晴くんと付き合って 一年が過ぎた。 晴くんと そろそろ結婚しようと言うことになり、結納を交わすことになった。 場所として選ばれたのは、一流ホテルの一室。 あたしは、振り袖に、身を包み両親とともにホテルへ向かった。 「あたし トイレに行って来る」 「何を緊張してんのよ! ちゃんと 、前の方を整えて出てくるのよ!」 緊張するの 当たり前でしょう… 自分の時は、どうだったのよ! あたしは、トイレを済ませ、会場へ行くため エレベーターへ向かった。