ひとつ、ベッドの中

…凌…ちゃん……?


行くな……って―…


無の表情から、どこか切なそうにあたしを見つめる凌ちゃん。



「……」

「……」


掴まれた部分が熱い。


――痛い。


こんな表情を見せる凌ちゃんに、心が……。