ひとつ、ベッドの中

「………うん」



憎むほど、愛しているから。



たった、一人のお母さん。


どうでもいいと思っていた両親の離婚に、あたしが心を痛めたのは、やっぱり家族だからだ。

情とかでもない、理屈じゃ説明できない、もっと深いところにあるもの。


結局は、突き放せない、最愛の人なのだ。