ひとつ、ベッドの中

「それが今更訪ねて来て。だけど、もう、守るものもないし、どうでもいいやってヤケになった」


その果ての、荒れた生活。

胸が痛んだ。


「母親のこと、憎んでるのは変わらない」


わざとらしいくらいの、荒々しい口調。


「あんな母親の血が流れてると思うとゾッとする」



……そう、力強く言い放つのは。





「でもな、母親なんだ。俺の……」