ひとつ、ベッドの中

「……」


なんだか、あたしだけついてけない。


ここに居るのに、会話に入っていけていない感じがする。



こうなるのは分ってたのに。




あたしの、じゃない。


凌ちゃんは香澄さんのモノだと再認識するだけなのに―――。




凌ちゃんとは、一度も目が合わなかった。