「でもいいなー。3人共同じクラスだなんて。あたしだけのけ者みたい」


そう言って、ちょうど運ばれてきたパスタを器用にフォークに巻きつけて口に運ぶさまは、あたしには持ってないものを見せつけられているようにさえ感じる。

嫉妬しているのはあたしだけだ。


3人は楽しそうに会話を続けているけど、悪い癖なのかまた卑屈になっていく。




やっぱり、来なければ良かった。