「姉貴っ、なんで入ってくんだよ。出てけよ!」

「まぁまぁいいじゃない」


けれど当たり前のような顔をして、腰を下ろす。


「邪魔なの分かんない?空気読めよ」


宏太君は呆れ顔で突っ立ったまま文句を言う。


あたしも、正直言って気まずい……。