ひとつ、ベッドの中

意味が分からなくて頭の中が混乱する。


「あの、もしかして北川詩織ちゃん?」


彼女さんはあたしを知っているようで、にこやかに声を掛けてきた。




「……はい」


ここは宏太君の家。


なのに、どうして凌ちゃんの彼女さんが……