ひとつ、ベッドの中

凌ちゃんと部屋に二人きりでいたときは感じなかった緊張感。


何かが起きてもいい、でも何も起きない。

そうわかっていたから、凌ちゃんとはあんなに自然でいられたんだということを知った。



男の子と部屋で二人きり…

それがどれだけ神経を使うかなんて。


ゲン太がいてくれたら良かったのに……。