「きゃははっ、くすぐったい」
ちぎれそうなくらい尻尾を振ってあたしから離れない姿に、いっぺんにメロメロになった。
「そいつオスだから気を付けて」
拗ねたふうに言う宏太くんがなんかおかしい。
「ふふっ。名前は?」
「ゲン太」
「随分と古風な名前だね…」
「悪いー?俺がつけたんですけど」
更に宏太君が拗ねる。
ちぎれそうなくらい尻尾を振ってあたしから離れない姿に、いっぺんにメロメロになった。
「そいつオスだから気を付けて」
拗ねたふうに言う宏太くんがなんかおかしい。
「ふふっ。名前は?」
「ゲン太」
「随分と古風な名前だね…」
「悪いー?俺がつけたんですけど」
更に宏太君が拗ねる。



