「うん。朝方早くに目が覚めて、課題やってないことに気づいて……」


凌ちゃんの目が見れない。


「そう……か」


本当は、凌ちゃんの言葉がショックで、いられなかったの。


――なんて言えない。



凌ちゃんは、あたしの気持ちに気づいてない?


それすら分からない。