ひとつ、ベッドの中

「ほん……と?」

「ああ。だからそんな女じゃないって言ったろ」

「……」


凌ちゃんほどの人の彼女。


心が綺麗で、広くて……。


そんなところに凌ちゃんは惚れたのかもしれない。



ずるくて嫉妬深い自分がみじめになる。





胸が痛い。

壊れちゃいそうなほど。