恋の扉をこじあけろ




ニキビができた。



右側のほっぺたに、ぽつりと。



赤くなったニキビは、絶大な存在感でわたしの肌に住み着き、わたしの気分を暗くした。


昨日、冬実と一緒に安売りしてたチョコレート食べまくった上に夜更かししたせいか。


ニキビできやすい体質なのに、無茶しちゃった昨日の自分を呪いながら病院へ向かった。



的井先生、ニキビに気づかないでくれるといいなあ。


…気づくよね、目立つし。


ブルーのオーラを放ちながら待合室で順番待ちしていると、とうとうわたしの番が回ってきた。

わたしの番号を呼んだ電子板を恨めしく思いながら診察室へ行くと、いつも通り的井先生がお出迎えしてくれた。