にんじん【超短編】

その日の晩御飯は
ホワイトシチューだった


私は中に入ってるにんじんを
いつもの様にまたよけていた


けれど、
お皿の上のにんじんを睨み付けると
口に次々とほおり込んだ


その味は
思ったより甘かった