オレは、必死に勉強した。 親に頼んで塾に行かせてもらうぐらいに…。 『湊!やっと、勉強する気になったのね、母さん嬉しいわ!!』 と、言う母親をしり目にオレは、軽くため息をついた。 オレの場合、勉強しなかっただけで、やればできる人間だったらしく、塾に1ヶ月も通うと兄貴の学校の判定で合格圏内をもらうことができた。 その時の母親の喜びようといったら…今、思い出しても笑顔がひきつりそうになるほど。