驚いて思わず、目を見張る私に 『大丈夫?気をつけてって…あ〜あんたか…』 最初、優しそうにニコリと、笑って手を差し伸べていたのは… 『…湊くん』 涼太の弟の湊くんだった。 それにしても、昨日といい、今日といい…他の人にはすごく優しいのに、何で私だけこんな扱いなんだろうか…。