『あ、優芽!今日、一緒に帰らない?買い物でも行ってストレス、パアッと発散しちゃう?私、付き合うよ?』 『ありがとう、でも、今日は…大丈夫、ちょっと用事あるんだ…』 『…そっか、じゃあ、また今度行こう』 そう言って、優しく笑う亜衣子ちゃんの誘いをついはね除けてしまった私。 本当は、用事なんてないのにね。