続・どうして私を選んだの?【完】



…悲しかった、切なかった…。



…胸がギューッと苦しくなるくらいに…。





ねぇ、遥くん…私じゃ、ダメなの…?




私じゃ、遥くんを癒せる存在にはなれないの?





そう考えると、夜もろくに眠れない。




だから、私は決心したんだ。





遥くんと同じ高校に行くことを…。