『あ〜、修平くん、ウチら2人で抜けない?』 …おいおい嘘だろ? 恵美ちゃんの甘ったるい声が店内に響く。 さすがに修平もオレを1人にするわけ… 『い〜ね〜!そうしよっか?』 ……コイツ、友情捨てやがった。 修平のそんな声にさすがのオレもイライラしてくる。 さらに極めつけには、 『涼太、もうすぐ恵美ちゃんの友達くるらしいからお前は、もう少し待っといてな』 こんなことを言う始末。