オレは、修平のその言葉に、



経済学部の麻美ちゃんの姿を思い出す。




『…だって、オレ、ケバい子苦手だし』




『多少、ケバいぐらいがいいんだって!!』




修平にそう怒鳴られ、オレは、軽く肩をすくめた。